平成28年4月、念願のグループホーム事業が開始しました。グループホームの名称は「リボン」といいます。障害のある人もない人も共に暮らし全ての人が参加できる社会を提唱する「イエローリボン運動」の理念を引き継ぐとともに、グループホームでの生活を積み重ねていくことで、新たな「自分」に「生まれ変わる(re-born)」思いを込めて、命名しました。
 リボンの一日は、朝のラジオ体操から始まります。このラジオ体操は、ある日、仲間が何気なく始めたことがきっかけです。その後、参加する仲間が増えていき、今では朝の日課としてすっかり定着し、なかまの健康維持に一役買っています。
 ラジオ体操が終わると朝食作りです。メニューは職員が考えますが、作るのは仲間たちです。スープ作り・副菜作り・目玉焼き作り・パンを焼く・ご飯をよそう・水筒にお茶を入れるなど様々な係があり、毎朝ローテションを組んでいます。
最初は、玉子を割るのもぎこちなかった仲間も、経験を積み重ねていく中で自信をつけていきました。今では、戸惑っている仲間には自ら手をさしのべ、仲間同士で助け合う姿も見られるようになりました。
朝食が終わると、各自で洗濯物を干したり連絡ノートを書いたりしながら身支度を整え、徒歩グループと送迎車グループに分かれて、作業所(可部つちくれの家)に出発します。
 夕方、作業を終えて帰ってくると、まずはみんなでティータイム。仲間たちの輪に職員も加わって、その日の出来事をみんなで語り合います。ティータイムの後は、洗濯物を畳んだり音楽を聞いたりしながら、順番にお風呂に入ります。夕食は18時。平日の夕食は、お弁当です。夕食後は、リビングで卓球やトランプをしたり、テレビを見たりと、各自思うように過ごし、22時には翌日の準備をして就寝です。
これからもリボンでの生活の中で9名の仲間が共に自立した生活を送る中で、色々なことを共有し助け合う中で生活の主体者として成長していけるように願い、職員一丸となってサポートしていきたいと思います。