26年11月より生活介護事業を立ち上げました。生活介護(いきいき)では、日本の伝承文化や自然物にこだわり、明日へ期待する気持を育んでいけるような取り組みをしています。一つ取り組みの紹介をしましょう。節分では季節の変わり目の日でもあり、人の心の揺れ動きを感じられる活動でもあります。三週間かけて地道に取り組んだ鬼のお面作りは、感動そのものでした。節分の日、鬼を見てニヤニヤ笑っている人、怖くて部屋から逃げ出した人など様々でした。自分の弱虫な心を書いた札を「怖いけれども…」と悩みながら自ら鬼に向かう姿は、心の葛藤が垣間見られた瞬間でもありました。

 鬼は大豆が苦手?「なんで!」ということを追求しながら、その後は「大豆」をテーマに豆腐、味噌作りに取り組みました。春は大豆蒔いて、大きくなっていく過程を大切にしながら、秋には収穫する喜びを味わいたいと思っています。  こんなふうに一つの「大豆」をテーマに、一年を通して取り組める活動を大切にしています。その一つから、いろいろなことに興味、関心を持ち「やってみたい」「できて嬉しい」という気持ちを積み重ねていきたいです。みんなで共有しあいがんばったことが、きっとかけがえのない心の豊かさと人との関係を深めていくことに繋がることを願い、わくわくしながら日々楽しんでいます。